デンマークで学んだ辛い時は自分の気持ちを大切にする

どうも本田真大です。

多くの記事で、欧米人は個人主義で日本人は集団の調和を大切にすると紹介されています。

どちらが良いといったものではありませんが、私たちは、集団を意識するあまりに自分を犠牲にしすぎて疲弊しすぎる部分もあるのではないでしょうか。

今私がすごく問題だなと感じるのが、組織を優先しすぎるあまりに、休めない、自分の気持ちがわからない、自分のやりたいことがわからないことがあり、体調を崩したり、やりたいことがわからずもやもやしている人が多い気がします。その背景の一つとして日本的思考について書いていきたいと思います。

あなたは日本的思考?それとも欧米的思考?

ここで簡単なクイズをします。牛はどちらの仲間でしょうか。
これは社会心理学者のリチャード・E・ニスベット教授の実験です

西洋人と東洋人にこの問題をしたところペアにする方法が違ったことがあきらかになっています。

Aの牛を選んだ人は欧米人が選ぶ方です。Bの草を選んだ人は日本人が選びやすい方です。

A(牛とニワトリの組み合わせ)は動物というカテゴリーに分けています。

一方でB(牛と草の組み合わせ)は牛が草を食べるという関係を重視しています。

カテゴリーは動物という名詞によって表しており、関係は食べるという動詞によって表されています。

関係を重視する例として英語で私を表すのは「I」としかカテゴリーを分けていませんが、日本人は集団によって自分の呼び方を変えます。会社では「私」であっても、友達では「俺」「僕」「あたし」、子どもの前では「お父さん」「お母さん」といった形で集団の関係性を重視しているからこそ生まれます。

リチャード・E・ニスベット教授の本からわかったこと

  • Aを選んだ欧米人的思考:個人や論理を重視する
  • Bを選んだ日本人的思考:集団や人間関係を重視する

辛いときは、自分の気持ちを大切にする


上の図のように日本では個人は集団の一緒として考える傾向があり、グループの行動を重視します。大学生ならゼミやサークルでしょうし、働いている人であれば企業であることが多いでしょう。暗黙の了解として歓迎会や送別会などの飲み会に参加しなければいけないといった空気があります。組織を優先するあまりに、自分自身がつらいと感じる時もあります。

例えばデンマークと日本でも病気になった時の考え方が違います。

熱がでた時

  • デンマーク:休んでいい。休んだ時のサポート体制の仕組みがある。
  • 日本人:自分の体調管理が問題。なんとか治して、行かなくては。

組織に迷惑をかけれないという責任感の強さは素晴らしい部分もありますが、もう少し休めた方が自分自身は楽だなと思いました。病気で行く方が感染したり、生産性も落ち、周囲に迷惑はかかりますし。

集団を優先しすぎてしまう人が大切にして欲しいことは、組織の意見は切り離して自分はどう思っているかを考えることです。飲み会参加したくない、病気だから休みたいといった自分の気持ちにも目を向けることからしてみます。

そしてその自分の気持ちがわかったら、自分がどう行動するかを考えてみます。

今日の飲み会に参加した方がいいのかもしれないけど、自分としては参加したくないといった気持ちに対して、3回に1回は欠席してみるなど自分の出来る範囲で参加するのでよいのではないでしょうか。

最後に

最近、デンマークに行って実感していることは、常識や当たり前は、そのグループでの当たり前であって、グループが変わると当たり前は変わります。調和を大切にする日本人として、集団との関係性を大切にしながらも、まずは今いる集団をしんどくなったら距離をとってみて自分の楽な関わり方を探して欲しいなと感じます。

それでは今日はこの辺で。
タック!

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