思い込みを減らすにはある行動を繰り返す

どうも本田真大です。

最近デンマークでは政策としてイスラム系に対しての政策の取り締まりが厳しくなってきています。20年近くデンマークに住む日本人の方に理由を聞くと、デンマーク人とイスラム系の移民の人たちとの関わる機会が少なくなっているとのことです。
接点が少なくなると思い込みや偏見が生じやすいと感じます。偏見をなくすためには、どういうアプローチをしているか考えてみました。

偏見を減らすためにお互いを知る

デンマークオーフスにある地域では、イスラム系の人たちと共生する動きもあります。この地域ではイスラム教信者の数が多く、地域にモスクがあります。また伝統的なプロテスタントの教会もあります。この地域では毎週イスラム教の人とキリスト教の人同士がお互いを知ることを大切にし、地域の課題に対して話し合う場を設けているそうです。

偏見を減らすために楽しい交流をもつ

私のいるフォルケホイスコーレではイスラム系の人達に対して偏見がある人は少ないと感じます。それはアフガニスタンやシリア等から移民を受け入れ、イスラム教の信者である彼らも一緒に学校での寮生活をともにし、お互いの交流する機会があるからです。それぞれの価値観を尊重しながら一緒に過ごしています。特に一緒に活動を楽しむことで自然と相手との距離感が近くなっています。お互いの距離が近いことが偏見をなくし、楽しい関係性が築けるのではないでしょうか。

偏見に基づく思い込みを減らすにはある行動を繰り返す

トッド・カシュダン教授の研究を紹介します。

 人種偏見を持つ白人参加者たちにコンピュータ上で映像を見せた。そしてスクリーンに黒人のポジティブな画像と言葉(黒人の女の子が、ランチを持ってこなかった友達に自分のランチを分けるシーンなど)が出てきた時は、操作レバーを引いて画像を自分の方に近づけ、白人の画像と言葉が現れた時は、操作レバーを押して画像を遠ざけるように指示した。訓練を受けた白人たちは受けなかった白人たちと比べて、偏見に基づく、思い込みが46.5%少なくなった。

その後、白人参加者に黒人(プロの俳優)が椅子に座っている部屋に入って、椅子を近づけて初対面の挨拶をしてもらう実験をするとレバー操作によって無意識のうちに黒人の顔と接近行動が結びついた白人たちの場合は訓練を受けなかった白人たちに比べて、椅子を近づけた距離が6倍だったという。

研究結果からある行動を繰り返すことで思考が変化し偏見に基づく思い込みが少なくなるということが言えます。ここから学べることは、相手の良い情報を受け入れることを繰り返すことです。

最後に

さらに相手との接点で良い部分や共通点を繰り返し見ていくことが偏見がなくなるのではないでしょうか。いかに偏見のあることに対して、拒否せず接点をもつかというところが大切なのではと感じています。

それでは今日はこの辺で。

タック!

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