レズニック教授の新刊から考えるクリエイティビティについて

どうも本田真大です。

不確実な時代の生きていく力として何が必要なのでしょうか。その答えを探すヒントとなる本が最近発売されました。マサチューセッツ工科大学メディアラボの教授であるミッチェル・レズニック教授のライフロング・キンダーガーデン創造的思考力を育む4つの原則です。レズニック教授はスクラッチというプログラミングの開発リーダーでもあります。実際にスクラッチは、世界中の何百万人という子どもたちが行っています。子ども向けプログラミングの教室でもはじめに行うのがこのスクラッチです。この本は、プログラミングの学びについても知ることができ、小学生の子どもを持つの親にもすごくおすすめです。

専門家はこれからの時代をこのように予測しています。オックスフォード大学准教授マイケル・A・オズボーン氏は今後10~20年程度で、アメリカの総雇用者の約47%の仕事が自動化 されるリスクが高いと述べています。ニューヨーク市立大学教授キャシー・デビッドソン氏は、2011年度にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろうとのこと。実際に子どもたちが憧れる職業のYouTuberは僕らが子ども時代に存在しなかったものでもあります。

新しい職業が生まれ、新しい時代をつくる子どもたちの創造力的思考について4つの原則を紹介して書いてありますので、ぜひ手に取ってみてほしい本です。今回は、この本を読んで感じた創造的思考力であるクリエイティビティについて考えをまとめてみました。

クリエイティビティは特定の人だけが持っているものではない

先日、デンマークにあるビジネスデザインスクールカオスパイロットに行きました。
混沌(カオス)とした時代や自分の人生を自分の力で操縦する(パイロット)ことを目的とした学校です。

詳細HP:世界で最も刺激的なビジネススクール「The Kaospilots」の授業とは?

カオスパイロットの特徴は、社会で創造力を発揮して活躍するために、リーダーシップやデザイン思考、マネジメントなどの座学のほか、実際にプロジェクトを行い社会で試すことに重視をしている実践的学びの多いところです。

クリエイティブは芸術家などセンスがある人が持っているように感じますが、そうではなく多くの人が発揮することができるスキルだと学校を視察して感じました。

例えばお母さんが、子どもに問題があった時に解決するために工夫して解決手段を探すのもクリエイティブな思考です。またビジネスマンが会議で意見が出やすくするために進行の方法を変えてみることもクリエイティブです。

これらは自分の発想をもとに行う場合も多いのではないでしょうか
カオスパイロットでもスキルと捉え、生徒たちはアイデアを形にしてプロジェクトを通してクリエイティビティを育んでいきます。

クリエイティブに大切な自分の価値観

クリエイティブに必要なことは、まず自分自身を知ることです。その上で好きなこと違和感の2つが大切だと思います。私たちも好きなことだと夢中になって取り組んだ経験はないでしょうか。そういったものは、自分では気づきにくいですが、他の人だととても辛く時間がかかるものかもしれません。そういった好きな作業は発想や工夫がどんどん浮かぶものです。好きなことを実行していくことが実はクリエイティブなことなのではないでしょうか。

もうひとつの要素して大切なの違和感です。「あれなんでだろう」「不快だな」「同じ経験をした人を助けたい」と言った自分の感情に着目します。例えばカオスパイロットのプロジェクトではスーパーで賞味期限によって本来食べられる食品が廃棄されることに違和感を感じ、フードロスを減らすために無料で食品を配給する冷蔵庫を設置しました。これもプロジェクトメンバーが違和感を感じていたから始まったものです(下記の写真は学生によるプロジェクトです)

最後に

自分の感情が動くところにクリエイティブな発想は潜んでいると思います。レズニック教授の本でも書いてありましたが、まずやってみることはとても大切です。実験しながら修正していくことが変化の多い時代に求められているスキルだと感じます。

それでは今日はこの辺で。
タック!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。